副業のすゝめ

副業解禁が叫ばれて久しいが、私がクラウドワークスやランサーズで副業をはじめて

三年くらいになるだろうか。

便利な仕組みがあるもんだなぁと、いつも思うが副業をしてみての感想を書きたいと思う。

 

副業は自分を高める

社会人になり20年くらい経った。

常に感じることは「自分が狭い世界で生きている」ということ。

仕事ではそれなりの立場を頂いているが、立場が上になればなるほど、自分がやっていることが正しいのか常に疑問に感じてしまいます。

 

経営者は孤独、とはよく言ったもので

この歳になると怒ってくれる人や議論をする機会が本当に少ない。

例えば自分が書く文章は、キレイな文章なのか、読みにくくないか、わかりにくくないか

意外と誰も指摘してくれない。

 

まぁ、介護業界という少し変わった所にいる

ということも大きいと思うのだけど。

副業では自分の立場や地位なんて何の影響力もない。

 

完全に実力勝負の世界である。

文章力、コミュニケーション力、プレゼンテーション力など

学ぶべきものはたくさんある。

 

ライティングの副業をはじめてから

かなりたくさんの「文章」についての本を読んだ。

プレゼンやデザインの本なんかも読んだ。

 

私にとって副業は、目的を持って自分を高めるために

本当に役に立っていると思う。

 

 

副業は刺激になる

クラウドワークスやランサーズに出ている案件を見ると本当に刺激的だ。

「こんなこと調べて何になるんだろうか」

「なるほど、こんな考えがあるのか」

「知らない業界のことを知るのは面白い」

常にそんなふうに感じている。

 

副業で受けるインタビューなどでも

「なるほど、自分の知識がこんな風に役立つのか」

と思わされることが数多くある。

 

世間は広い

 

本当に色々なことを考えている方がたくさんいる。

それをビジネスにまで昇華するのは本当に大変だと思う。

知らない業界や仕事を知ることは、自分にとって本当に刺激になり

よい影響を頂いている。

 

 

副業はお金になる

私が考える副業への考え方は、

『副業が禁止というなら、副業しなくても満足行くような賃金ややりがいを与えるべき』

というものである。

 

クラウドワークスやランサーズでの副業

ほとんどオンライで完結する副業でも

昨年は●●万円ほどをあげることが出来た。

 

ちゃんと確定申告してますw

 

簡単なタスクや案件は別にお金にはならないけど

ぼけっとゲームをしていたり、テレビを見ていたりしても

何の約にも立たないことを考えれば

微々たる収入でもありがたいものだ。

 

最近、副業の案件が少ない…そんな気がしています。

副業の案件が少ない気がしています。

 

普段、CrowdWorksやLancersを利用して副業案件を頂いています。

最近、対応可能な案件がとても少ないような気がしています。

と言っても、私が出来る案件が少ない…ということですが。

 

特に、タスクと言われる簡単な作業の案件については

どちらのサイトも数が少ない気がします。

また、案件があっても条件がよくない。

 

例えば、合計800文字くらい書いて80円とか…ありえないw

文字単価0.1円ってw

 

 

動画編集やデザインなんかの案件は多い気がする。

 

一方で、全く案件がないという訳ではなく

デザイン系の案件…ロゴの作成やキャラの作成

動画編集なんかは、安定的に件数があるような気がしています。

 

動画編集には興味があるのですが、

音を聞きながら出来る環境ではないため

なかなか難しいのが実情。

 

最近は、介護に関する案件も

以前に比べるとスゴく少なくなっている印象を受けています。

何か依頼がある方、是非ともお声掛けお待ちしています♪

 

 

介護職のイメージアップをしたところで働く人は増えるのか

介護はかっこいい????????

介護業界で働いて20年近くが経つ

以前から介護職員の不足が叫ばれて久しい

そのために行政ではあらゆる施策がされてきたと思う。

 

例えば、待遇の改善

例えば、返済不要の奨学金の貸付

例えば、イメージアップのための施策

 

昨日のニュースにこんな記事があった

news.yahoo.co.jp

 

なんだろうか・・・安易(笑)

 

イメージアップと現実のギャップはどのように解消するのか

イメージアップのための施策はこれまでも度々行われてきたと思う。

それでも、介護職員が増えて仕方がない

という話しは一切聞かない。

 

行政は勘違いしているのではないかと思うことがあるが、

そもそもカッコいいのか???

本当にカッコいいのか???

 

行政で働く人たちは

本当にカッコいいと思っているなら

自分の娘や息子を介護職員にさせたいと心から思うのか???

 

カッコいいから働きたい!!

保育園児か・・・。

まぁいいんだけど。

 

百歩譲って

何人かが憧れて介護職員になったとしよう

続くのか???

 

まぁそれは分からないけど

 

世の中には”理想と現実”という言葉があるが

理想だけで生きていけたら苦労はない・・・。

 

わたしは現実を見せて

それでも働いてくれる志のある職員の方が

よほど長く続くのではないかと思った。

 

だって仕事だよ。

 

 

コロナでヘルパーが足りないって言ってるけど、前からではないか・・・。

コロナの影響でヘルパーが足りない?

コロナウイルスの影響から

ヘルパーが足りないと言うニュースを度々見ることがあります。

実際、わたしの地元の地方紙にもそのようなニュースが掲載されていました。

 

Yahooニュースにも同様の記事を見かけました。

 

news.yahoo.co.jp

 

 

そもそも、元から足りなかったのではないか

わたしの知人にも

ヘルパー事業所を経営している人がいます。

やはり、職員の不足は喫緊の課題と言っています。

 

でもこれって本当にコロナウイルスのせい??

都市部のように爆発的に感染が拡大している地域であれば

感染によってサービス提供に支障があることはよく分かります。

 

一方で、行政は「サービス提供拒否」に対して頑なにNOと言ってきます。

私たち介護事業者も、サービス提供ができなければ収入になりません。

よって、安易にサービス提供を拒否している訳ではないことを理解するべきではないでしょうか。

 

ヘルパーは自宅に伺ってサービスを提供します。

どうやったって、濃厚接触は避けられず

必ずしも意識の高いご利用者様、ご家族ばかりではありません。

 

私が管理者として考えることは、

経営面のことももちろんですが、職員も守らなくてはいけないと考えています。

その意味では、サービス提供を断る勇気も時として必要だと思っています。

 

少し脱線しましたが、

ヘルパーって、そもそも元から不足していたのではないかと思っています。

統計上、ヘルパーの平均年齢はかなり高いと言われています。

(主に、登録ヘルパーさんのことだと思っていますが)

 

コロナウイルスの影響ももちろんですが、

今回の介護報酬改定においても訪問介護はほとんど上昇しませんでした。

それなのに、ヘルパーが不足している!と言われても。

 

当たり前じゃない??

って感想しかありません。

本当にヘルパーの不足が喫緊の課題であるなら、

最低限、報酬増といいうインセンティブがなければ

ヘルパーを確保することすら出来ないと思います。

 

個人的には、訪問介護はとても重要なサービスで

経営的にも面白みがあるサービスではないかと考えています。

一方で、働く人達のプロ意識ももう少し上がるとよい

そんな風にも思っています。

 

 

介護職員の給料がどんどんよくなっている

介護職員の給料がどんどんよくなっている

 

先日、介護労働安定センターから

「令和2年度 介護労働実態調査結果について」が公表されました。

・介護職の賃金は平均で月24万3,135円

離職率は過去最低 ということです。

 

これを見ると、「まぁそうだよね。」というのが実感です。

何故なら、

介護職員処遇改善加算や特定処遇改善加算などで

・介護職員のみが恩恵を受けられている面を実感する

・転職しても同じ介護職に行く人が多く、新しい施設はあまり増えていないから

 転職する理由が少なくなっている。

そんなように感じるからです。

 

介護職員は不遇なのか

 

いつも感じることがあります。

「介護職員は本当に不遇なのか」

なぜ、介護職員という道を選び

なぜ、介護職員を続けているのか

 

私は介護職員に、そのことを改めて考えてもらいたい。

 

なんとなく世間では、

介護職員は大変

介護職員は給料が安い

そのようなイメージが先行している。

 

でも、本当にそうなのだろうか・・・。

いつも疑問に感じます。

 

やりがい搾取、はよくないと思いますが

好きでやっている人

それしかできない人

が、いることも事実だと思う。

 

私も20年近く介護業界に身を置くものとして

色々な人を見てきました。

 

もちろん中には立派な人もいるし

尊敬に値する人もいました。

 

でも一方で、

社会人として最低限の知識やマナーすら持っていない

介護職員もたくさん見てきました。

 

わたしは、これからは介護施設・事業所の淘汰が始まると思っています。

なんの努力も続けない介護職員は

真っ先に淘汰されることでしょう。

 

令和2年度 介護労働実態調査結果について

を読んで、そんなことを考えました。

 

 

 

 

『 介護施設における防災マニュアル』ポートフォリオ

介護施設における防災マニュアル』ポートフォリオ

過去のポートフォリオを紹介します。


介護施設の防災マニュアル作成の案件を頂きました。
・自然災害発生時の業務継続計画BCP
・防災マニュアル
新型コロナウイルス感染症発生時の業務継続計画BCP
感染症マニュアル

以上を作成させて頂きました。

業務継続計画BCPについては、
厚生労働省から示されている雛形にそって作成
各種マニュアルについては、
現場の実態・サービスの実態に則した内容で作成しました。

 

【心がけた点】

今回のクライアント様は、
南海トラフ巨大地震が発生した際に
被災する可能性が高い地域の施設様でしたので、
南海トラフ巨大地震を想定したマニュアル」というのが特徴でした。

また、在宅系のサービスを提供していましたので
施設介護とは違う内容を心がけました。

丁寧に対応頂けるクライアント様で、
作成したマニュアル内容にも高い評価を頂ける
満足のできる案件となりました。


【頂いた評価】

適切で、要望以上の情報を頂きました。
正確でスムーズに資料を提供頂き、
進行の補足もしてくださり期待以上の仕事で
感動すら覚える仕事をしてもらいました。
 

 ※介護施設の方で

 BCPを参考にしたい方は、コメント頂ければお見せします!!

【雑記】介護職員の給料について

介護職員の給料について

 

給料に正解はない

給料についての考え方は、非常に難しく正解はありません。
介護の給与に関する内容で、本が一冊出来るくらい深い内容ですよね。
あくまでも、個人の考えとしてお伝えします。
介護の給料の高い低いは、仕事の“大変さ”とはリンクしないのではないかと思っています。
もし、仕事の大変さとリンクするのであれば、全ての特養が同じ様に給料が高いはずです。
でも、必ずしも、そうはなっていないのが現実だと思います。
給料を決める要因はいくつかあると思っています。
例えば、法人形態の違いがあります。
介護を提供している法人は複数あります。(個人では介護の指定を受けられません。)
非営利法人・・・非課税 )社会福祉法人NPO 法人・地方公共団体など
営利法人だけど非営利な側面もある )医療法人
営利法人 ・・・課税 )株式会社等 ・・・課税法人
営利法人は、基本的に営利を追求する法人です。一方、非営利法人は原則的には営利を追求しない法人です。
(厳密に言えば、利益が出なければ運営できない訳ですが)
非営利法人の方が、非課税な分、従業員に人件費を還元できる可能性が高い訳です。営利法人は、株主を含め
ステークホルダーに利益を還元することが本来の目的だと考えられます。
では、非営利法人の方が、営利法人よりも給料が高いのかと言えば、求人を並べてみると“実は必ずしもそう
でもない”ことが、求人を見るとわかります。非常に不思議だと思います。
何故か・・・営利法人の方が、企業努力やスケールメリットを活かした営業が出来る違いがあると思います。
社会福祉法人は、非課税な分、非常に厳密な経営が求められます。(毎年、監査があります)
決められたこと以外は、出来ないという縛りがあります。(一部、課税事業が出来ますが)
また、社会福祉法人は、地元に根ざして営業している法人が多いので極端に大きな法人はあまりないと思いま
す。家族経営の延長のような場合もあり、非効率な場合が多くあります。
現在は、特養を運営できるのは、社会福祉法人に限られています。営利法人に運営をさせた方が、効率的な運
営が出来ると思います。実際、内閣府でも特養の民間参入も議論されていますよね。
https://www8.cao.go.jp/kisei/siryo/020723/b1.html
ただし、そこが非常に難しいポイントで、営利法人の場合、利害関係者により”福祉の公平性”が損なわれる恐
れや”撤退の可能性”がある恐れから話が進んでいません。なお、社会福祉法人の場合は、解散した場合、財産
は国庫に帰属するとされています。
結論としては、求人(人を集めること)を含めた企業努力をしている法人の求人が、給料が高いと言えるので
はないでしょうか。


サービスによる違いについて
イメージとしては、
老健・療養型 > 特養 > 在宅の泊まりがあるサービス > 在宅の泊まりの無いサービス
給料が高い > 給料が安い
こんなイメージでしょうか。
給与を決める要因は複雑ですが、一部あるとすれば”需要と供給”になると思います。
老健・療養型」と他の介護サービスの決定的な違いは、『医療に準じているか』ではないでしょうか。
やっぱり、医療の方が介護より給料が高いです。老健や療養を運営するのは多くが、医療法人などの“医療系”
です。それに準じているので、給料が高い傾向があると思います。
後は、収入面に関しても、老健の場合は特養より、単価で 1.2 倍程度はあると思います。
実はこの収入差は、運営をしていく上で、とても大きいと思います。それだけ、従業員に還元できるのが医療
系の介護施設の特徴だと思います。ただし、その分、給料以外のコストも高いのですが。
「特養」の場合、原則は社会福祉法人が運営します。老健ほど専門職を必要としないのが特養です。特養は「生
活の場」、老健は「療養やリハビリ、在宅復帰」なので、役割が異なります。
当然、生活よりは、療養・リハビリの方が収入が高い傾向があります。
介護報酬が改定されるたびに、特養の収入がどんどん落ちていることはご存知でしょうか。
色々な要因があると思いますが、その一つに“特養の政治力の弱さ”が指摘されることがあります。
老健の場合は、絶対に医師がいます。医師は発信力や団結力が強いです。(日本医師会などを見ればわかりま
す)ですから、介護報酬改定の度に、老健協会で科学的根拠を持ったデータを出して、収入の上昇に取り組む
傾向があります。一方、特養の場合、全国老人福祉施設協議会などはそれほどの力が無いようです。ですから、
どんどん報酬が削減されている一因にもなっているのではないでしょうか。
「在宅の泊まりのあるサービス」の場合ですが、これについては、ピンキリだと思っています。
求人を見ると明らかで、有料老人ホームなどではかなり高い求人も見られます。これは先程述べた、営利法人
の企業努力、なのではないでしょうか。一方、グループホームや小規模などは収入が限られますので人件費に
割ける率は低い傾向があると思っています。
「在宅の泊まりの無いサービス」は、なかなか厳しく、どこも給料が安いと思います。
でも夜勤がない分、働きやすかったり、訪問介護などの場合は、時間を選んで働けたりする融通が効く部分が
あると思います。給料が高いけど好きなように働ける…のは、理想ですがなかなかそんなに良い仕事はありま
せんよね。
結論としては、はじめに述べた“需要と供給”ですが、収入が高く高度の知識や技術や連携を求められるキツ
イ仕事は給料が高い傾向にあると思います。一方、時間に融通が聞いたり比較的誰でも働きやすい求人につい
てはどうしても給料が安い傾向にあると思います。
介護報酬の高い低いについて
介護の場合、「定員」によって収入の大部分が決まります。
収入が作られるのは、稼働率*単価=収入です。
介護の場合、医療とは異なり、設備投資や機械を入れたり、医師を増やして収入を上げたり、ということがな
かなか出来ません。加算を算定して…という方法しかありませんが、施設の形態によって限界があります。
特に訪問系のサービスの場合は、「一回いくら」の報酬になるので、頑張って人を増やしたとしても、大部分は
人件費で消えてしまうので、スケールメリットを得られにくいと思っています。結局、生産性を上げる(単価
をあげる)ことは限界があるので、薄利多売でとにかく訪問をしてもらうことしか出来ないのが悩みだと思っ
ています。そうなれば、必然的に給料は上がりにくいですよね。なぜなら、給料が低い人に訪問をしてもらっ
ても、高い人が訪問しても得られる収入が変わらないから、経営者は給料の安い人に訪問してもらいたいと思
うのが普通だからです。
結論としては、施設系の方が稼働も安定している場合も多く、効率的な運営がやりやすいために給料が高い傾
向があると思っています。
ご質問について
仕事がキツイから給料が高い、業務が軽いから給料が低い
というのは、一つの要因としてあると思います!
一方、給料が上がっていく、上がっていかないは、どちらかと言えば法人の考え方に依存する、のではないか
と思います。
処遇改善加算の要件として、定期昇給が付与されました。でも定期昇給って、極端なことを言えば、月 100 円
上げても、定期昇給になるんですよね。ですから、この辺りは、法人の考え方が大きいのではないかと思って
います。
私は今回、様々な求人を調べさせて頂いて、少し衝撃を受けました。
一般的に、介護の報酬は全国どこも大差がありません。(地域区分での高い低いはありますが)
つまり、都市部のように高コスト体質のところより、田舎の方が人件費に割けるコストも高く、待遇も良いに
違いないと思っていたのですが、実は全然そんなことがなかったのです。田舎の方がむしろ、給料が安く休み
が少ない、そんな傾向が見られました。
では、例えば田舎の特養が空室だらけなのかと言えば、絶対そんなことは無いと思うのです。もし空室だらけ
なら、住所地特例を利用して他の地域の人が来て、結果的に埋まるはずだからです。
つまり、何が言いたいかと言えば、田舎のほうが”ゆるい”経営をして、職員の善意に頼っている傾向があるの
ではないかと思ったのです。もしかしたら、働く場がそもそも少ないから、給料が低くても人が来るのかもし
れません。でも、それって経営者のエゴだなぁと思いました。
まだまだ色々と思う所はあるのですが、この辺りで。とりとめのない意見で申し訳ありません。